ティッシュソルト

ティッシュ写真

\こんな方に使ってほしい/

ずばり、すべての方々です。
ミネラルの過不足やバランスの崩れは、さまざまな不調の原因となります。
近年は、土壌のミネラル不足により、食材そのもののミネラルが減っているとされています。加工食品やカット野菜、ファストフードなどの普及は腸内環境の乱れを引き起こし、栄養の吸収も悪くなりがちです。

ティッシュソルトは、現代社会で健康を保つための頼もしい味方になります。

妊婦は薬の服用に注意が必要ですが、マタニティーケアにも取り入れられています。妊娠中に起こりやすい胃腸のトラブル、浮腫、イライラなどの改善につながったケースも多くあります。ホメオパシーより手軽で、安全性の高い穏やかなケアとして、日本でも浸透しつつあります。

\ティッシュソルト活用法/

ホメオパシーと同様、主に口腔粘膜から吸収させます。現代医薬品のように内服して胃腸から吸収させるのではなく、容器の上蓋を使って口の中に入れ、舌下錠のように溶かして摂取します。
一般的には1日2〜3回、1回あたり1〜3錠を摂ります。2種類以上のレメディの併用も可能です。
ホメオパシーの製剤の多くは乳糖錠ですが、日本人に多いとされる乳糖不耐症の体質の方が、乳糖の摂りすぎから腹部膨満や下痢になるといったトラブルも起こり得るため、ショ糖錠やオリゴ糖錠で製造されるものも多くなってきました。
ドイツの薬局やイギリス、カナダ、オーストラリアなどの自然療法店には、ホメオパシーのレメディと一緒に、ティッシュソルトが並んでいます。2019年に訪れたオーストラリア・シドニーの店舗は、ティッシュソルトの独立したコーナーを展開していました。
海外では、錠剤以外にクリームや、液体化されてスプレーになっている市販品もあり、今後、日本でも手軽に活用する方が増えてくるでしょう。

アメジスト

ティッシュソルトとは

人体に不可欠な12種類のミネラル
ティッシュソルトは、カルシウムやナトリウム、カリウムなど、体内で重要な働きをするミネラルの過不足を調整して、私たちの身体を守り、情緒の不安定を解消させていく「ミネラル刺激療法」です。

ハインリッピ・シュスラー19世紀にドイツ人医師ハインリッヒ・シュスラー(1821〜1898)が創始しました。
シュスラー医師は、ホメオパシーの専門医でもある父の影響を受け、医学研究と並行してホメオパシーの実践も行っていました。カルシウムなどのミネラルが発見され、その重要性が証明された時代です。

シュスラー医師は「体内のミネラルに異常が起きると不調や病気が発症する」と考えました。

そして、研究を重ねて開発したのが、12種類の「ミネラルレメディ=ティッシュソルト」です。

ヘマタイト

12種類のレメディがあるティッシュソルト。
世界では色や星座との関連も研究され、さまざまな
セラピストが他のセラピーとの併用を実践しています。

    ヘマタイト

ホメオパシーから独立

シュスラー医師はティッシュソルトを、ホメオパシーと同じ製造工程「ポテンタイゼーション」で製剤化し、ホメオパシーの一環として体系化していきました。
しかし、「類似の法則(似たものが似たものを癒やす)」を基本原理として処方を決めるホメオパシーの古典的な考え方と異なり、より革新的で生化学的であるため、ホメオパシーから独立したものとして認知されています。

アメジスト1個

12種類のティッシュソルト〔カッコ内は原材料〕
Calc. fluor. カルク・フルオル 〔フッ化カルシウム〕
Calc. phos. カルク・フォス 〔リン酸カルシウム〕
Ferr. phos. フェルム・フォス 〔リン酸鉄〕
Kali. phos. カリ・フォス 〔リン酸カリウム〕
Kali. sulph. カリ・サルファ〔硫酸カリウム〕
Mag. phos. マグ・フォス 〔リン酸マグネシウム〕
Nat. mur. ナット・マー(ムール) 〔塩化ナトリウム〕
Nat. phos. ナット・フォス〔リン酸ナトリウム〕
Nat. sulph. ナット・サルファ〔硫酸ナトリウム〕
Silica シリカ〔シリカ、石英〕
Calc. sulph. カルク・サルファ 〔硫酸カルシウム〕

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